マッシュアップビデオの締め切りまで残りあと2週間(3月29日中)となりました。
今回はマッシュアップビデオ企画について改めて説明します。
マッシュアップビデオとは?
2023年に第一回を開催したこの企画が、1年半ぶりに復活します。
日本中のカーディストの技を集めて、みんなで1つの動画を作ろうね、という企画となっています。
人数制限はなく、提出してくださった動画は全て編集し、YouTubeで公開します。
エントリー方法
以下のいずれかの方法で動画を共有してください:
1. Discordでvin.にDMを送る
2. the54club.cardistry@gmail.com宛てにGoogleドライブで共有する
3. ギガファイル便を使用して上記アドレスに共有する
締め切り:3月29日 24時
以下のルールをよく読んで、提出してください。
企画の目的
技を練習するモチベーションがない、、、
作った技を発表するタイミングがわからない、、、
そんな声に応えるためのイベントです。
それぞれの技を締切まで練習して、みんなで同じタイミングでムーブを発表し合おう!
ということになっています。
初心者大歓迎です!!!
初心者だから恥ずかしい、、、
と思うかもしれませんが、日本のカーディストリーコミュニティはめちゃくちゃ初心者ウェルカムです!!

無理に提出する必要はありませんが、
他のカーディストとつながりたい!
自分の練習した技をみて欲しい!
という方はぜひ参加してくださいね!
マッシュアップ春のテーマ:「パケットカット」
前回は提出する技に特にルールは設けていませんでしたが、
どういう技を練習したらいいかわからない、、、
どういう技を作ったらいいかわからない、、、
という声も聞いたので、
今年のマッシュアップビデオは季節ごとにテーマを設定して技を用意しやすくしました。
今回のマッシュアップ春のテーマは「パケットカット」です!
パケットカットであれば、オリジナルでも既存でもどっちでも提出できます!
パケットカットとは?
カーディストリーで主流のジャンルで、デックを複数の束(パケット)に分けてそれぞれの動きを見せるムーブを指します。


ファンやスプレッド、スプリングなどを単体で行う場合はパケットカットには含まれません。
パケットカットは派手でダイナミックな動きよりも、タッチやデザインで滑らかな動きを見せるのことが魅力な場合が多いです。
パケットカットについての詳しい解説はまた別の記事で書こうと思います。
どこまでがパケットカット?
カーディストリーが多様化してきて、最近はパケットカットにファンやアイソレーションを入れるなど、複数のジャンルが複合したムーブもたくさん見かけるようになってきました。

それも提出していいの?
はい、途中で一度でもパケットに分ける動作があれば、パケットカットのジャンルとみなせると思います。
また、パケットカットというジャンルの境界線が曖昧なので、マッシュアップビデオでは出す技の種類について明確な縛りを設けていません。
「パケットカット」をテーマに、皆様がそれぞれの解釈でお好きな技を提出してくれると幸いです。
54リーグとの関係
54リーグの参加者じゃなくてもマッシュアップビデオに参加できます!
むしろ、できるだけたくさんの人に参加していただきたいです!
あらためて、マッシュアップはカーディストリーが好きな人同士が技を披露しあい、つながることを目的としています。
54リーグではマッシュアップビデオをコンテストとして扱っているため、競技者じゃないと参加できないと勘違いしている方もいると思います。
少し複雑ですが、54リーグに登録している人の中で、それぞれ金賞や銀賞を授与するという仕組みになっています。
なので、
マッシュアップにでたいけど他の人と比較審査されたくない、、、
という方は気にせずそのまま参加していただけます!
54リーグの目的はカーディストリーをもっと楽しめるようにすることです。
様々な種類のカーディストリー活動をしていくうちにポイントが貯まったり、
逆にポイントをモチベーションに新しいジャンルに挑戦してみたり、
などカーディストリーの新しい遊び方として提供しています。
また、すでにリーグに参加してくれた方々も気軽に参加してください!なんでも技を提出するだけで参加賞がもらえます!
入賞を目指したい方へ
もちろん、マッシュアップビデオをコンテストとしてとらえ、
入賞を狙うことも楽しみ方のひとつです。
点数配分
提出技に明確な縛りはないと言いましたが、点数配分の仕組みによって、
パケットカットの魅力を最大限まで引き出したムーブが評価されやすくなっています。
あらためて、54リーグの参加者のエントリーは以下のように審査します。
審査基準
• 審査員:3名(vin.、もとや、simo)が50点満点で評価し、平均点を算出。
–simo

日本カーディストリー界のパケットカットの第一人者。
2018年にカーディストリーを始めた直後からパケットカットのアイディアとタッチの質が群を抜いていて、1年後にはソロビも発表。
2022年のCard Club GrandPrixという世界大会では決勝に進出し、世界的に高い評価を得ています。
• 評価項目:
• タッチ (20点)
• アイディア (10点)
• デザイン (20点)
既存技の場合の基準
• お題のテーマの一致度 (10点)
• 技の難易度 (10点)
• タッチ (10点)
合計30点満点。
タッチ、アイディア、デザインって何?
という方はこちらの記事を読んでみてください!
点数の比重がタッチとデザインに偏っているのがわかると思います。
こちらの記事でトレードオフの関係について説明しましたが、
アイディアを大きくしてタッチを犠牲にしようと思うと、倍の点数(デザインを含めると4倍)の点数が引かれる
こととなってしまいます。
このため、通常のコンテストであれば高く評価されるであろう
「アイディアが強くて他を少し犠牲にしたムーブ」
よりも、
「アイディアが弱くてもしっかりと設計されたデザインで綺麗なタッチを行うムーブ」
の方が今回の場合は有利になります。
よりテーマに沿ったムーブを作った方が評価されやすいということですね。
この比重を無視して、全項目で満点を狙いにいくというのももちろん一つの手です。
ただ、そんな完璧なムーブを持っている方はなかなかいないと思うので、ぜひタッチを活かせるムーブを選択すると好成績が狙いやすいと思います。
獲得ポイントについて
獲得cp:
• 参加賞:5cp
• 銅賞(約3名):15cp
• 銀賞(約2名):30cp
• 金賞(1名):50cp
特別審査員に選ばれた方は本マッシュアップには参加できませんが、他のマッシュアップビデオ一つの得点を倍にすることができます。
*各コンテスト内の相対評価が大事で、コンテスト間の絶対的な点数の比較はあまり関係ありません(どうしても参加者の平均レベルに印象が左右されるため)
編集と結果発表
提出された動画は54クラブで編集を行い、結果発表と同時にYouTubeで公開します。
発表は編集時間の兼ね合いで締め切りの翌週以降に発表予定です。
まとめ
初心者上級者問わず、お互いの技を発表しあい、みんなで盛り上がりましょう!
最近のSNSの変化によりこのようなニッチなコミュニティが繋がりにくくなっているとおもいます。
だからこそ、このようなイベントを一種のお祭りととらえて、お互いに繋がりを感じれるような企画にしたいと思っています。
ぜひ、皆様のご参加お待ちしております!