54リーグ、3月のタッチコンクールのお題は「パンドラ」です!
カーディストリーやフラリッシュ、マジックに関わる人なら、「パンドラ」を知らない人はいないのではないでしょうか?
2007年にDan & Daveが「The Trilogy」で発表して以来、世界中でパンドラブームが巻き起こりました。
その影響は日本にも広がり、一時期は「パンドラができて一人前のフラリッシャー」という言説もありました。
それから早18年——ついに、日本一のパンドラを決める日が来ました!
パンドラに自信がある方はもちろん、久しぶりに挑戦する方や、これから覚えるという方も、ぜひ気軽にご参加ください!
コンクール概要
パンドラのパフォーマンス動画を撮影してください。
• 使用トランプやカメラワーク、音楽、色調の編集は自由です。
• カット編集は不可。最初から最後まで1カットで撮影してください。
審査員: juve さん
ーjuve

2009年にカーディストリーを始め、国内のカーディストリー黎明期を牽引してきた一人。
当時、多くの人がパンドラだけを練習する中、DVDの完コピを目指し、Dan & Daveの研究に取り組んだ第一人者。
特にタッチの美しさが際立ち、スイングカット、スプリング、ルポールスプレッドといった基本技においても、「一番上手いのはjuveさん」とよく言われています。
そんなjuveさんに、特別にポイント解説をしていただきました!
パンドラについて
このムーブに関して最も重要なのは、フローだと思います。
緩急やリズム、展開の形を過度に気にするよりも、いかに不必要な動きをなくし、途切れずスムーズに行えるかを気にかける方が綺麗に見える近道だと思います。
パンドラで有名なJordanLappingが10年くらい前に自身の動画で「スピードを気にするよりも、スムーズに行うことが大事」とコメントしていましたが、同意見です。パンドラは、
①スタートのパケット分け(SystemのTCTCSA)
②展開1
③展開2
④クラブシャーク
⑤モルキュール3というフェーズに分けられます。
①これさえ上手くいけば、後がかなり楽になります。
スタートのパケット分けは、力みやすいので脱力が大事です。
ポイントとしては ・右手中指薬指と左親指付け根でデック対角をしっかり挟んだ状態からスタートする ・右手のパケット(展開したときに一番上にくるパケット)はハーフデックよりも多めにとる。②one card twirlのようにflashyに見えることが大事です。
左手のスナップをきかせて素早く1枚のカードを処理。③静止してキメるのではなく、フローをイメージ。
④トルネードカットの後のパタパタが上手くいかないのは、左手の中指と薬指でクリップして位置が中央からズレている場合が多いと思います。
⑤丁寧にやればよし。
本当は動画で解説を作っていたのですが、あまり時間が確保できず力尽きました。
大変申し訳ございません。あとはご希望があれば、できる限り個別にフィードバックさせていただきます。
また、パンドラ自体の解説はこちらのカロンさんという方が分かりやすく解説している動画があります。
獲得ポイント
• 金賞(1名): 15cp
• 銀賞(約2名): 10cp
• 銅賞(約3名): 7cp
• クリア: 3cp
クリア判定:
ゆっくりでも問題ありませんが、動きの引っかかりを最小限に抑え、手順通りに行えればOKです。
✔ OK例
❌ NG例
参加方法
54リーグへの参加には、会員証(54クラブデック)の提示が必要です。
ディスコードの #54LEAGUE 2025シーズン の #参加登録 チャンネルで登録してください。
まだお持ちでない方は、こちらのショップからご購入いただけます。
提出方法
以下のいずれかを選択してください。
1. Discordにて vin. にDM
2. the54club.cardistry@gmail.com に Googleドライブで共有
3. Gigaファイル便 にて送信
提出時の記載事項:
• 登録名
• 参加コンテスト名
締切
3月23日(日) 23:59まで
結果発表
翌週末にYouTubeにて公開
皆様のエントリーを楽しみにお待ちしております!